先日、最高にミニマムな本革のポーター財布と出会ってしまったという記事を書きました。

2024.2.9

ポーター アルーフ｜最高にミニマムな財布を見つけてしまった

ようやく見つけた、最高にミニマムで、本革のかっこいいポーター財布。僕が愛用するポーター アル―フ マルチコインケースをレビューします。

が、なんとそれからまたすぐに、さらに最高のポーターの本革財布を手にしてしまうことになりました。それが、PORTER SOAK（ポーター ソーク）シリーズの二つ折り財布、WALLET（101-06003）です。

「いやいや、どんだけ移り変わり早いねん！」というツッコミが来そうですが、本当に最高すぎて、乗り換えざるを得なかったのであります。そして、このソークの財布は、本当にこれから長く愛用していこうと思っています。

今回の記事では、ポーター アルーフのミニマムな財布を手にした僕が、なぜすぐにポーター ソークの財布を購入することになったのか、その理由と経緯、そしてポーター ソークの財布のいいところ、少し残念なところを正直レビューしていきたいと思います。

ソークの財布を愛用するようになったきっかけ

ポーターの本革財布を探していた

前回の、アルーフのマルチコインケースの記事でも少しソークの財布について紹介しました。そう、実は最近、自分の中でレザーブームが来ております。普段使いのビジネスシューズを、本革で揃えたことがきっかけだったんですが、いい革を大事にケアして使っていく楽しさに目覚めてしまったんです。

そうなると当然、大好きなポーターの本革製品にも興味が出てきます。そんなこんなで、まず手を出したのが、ポーターの本革のバッグたちでした。フレキシブルやタウゼンといった、今はすでに廃盤となっている古いレザーバッグを、中古で購入しました。やっぱり、布やナイロンのバッグにはない、魅力が詰まっていました。

そうなると、当然財布もポーターのレザー製にしたくなってきます。そんなこんなで、アルーフの本革財布を購入しました。やっぱり革の財布は最高でした。そして、本革の財布で、どんなのがあるかなーと探していた時に、ソークシリーズを見つけました。

2024.2.9

ポーター アルーフ｜最高にミニマムな財布を見つけてしまった

ようやく見つけた、最高にミニマムで、本革のかっこいいポーター財布。僕が愛用するポーター アル―フ マルチコインケースをレビューします。

ソークのキーケースを購入したら、すばらしすぎた

そうなってくると、次に欲しくなってくるのがキーケースです。ポーターのタンカーシリーズのキーケースをこれまで愛用してきたのですが、これが結構傷んできていて、そろそろ買い替えたいなと思っていました。であれば、ぜひ本革のキーケースが欲しいなと思っていました。

そんな時、ふとメルカリで見つけたのが、新品未使用のポーター ソークキーケースでした。価格はそんなに安くはありませんでしたが、直感的に「これだ！」と思って、買ってしまいました。

これがまた、最高だったんです。アルーフにはなかった、しっかりとした革の匂いがします！触っているだけで、革の上質感がわかります。

そして、エイジングを楽しめるであろう革の加工がされているので、革を育てていく過程を存分に楽しめそうです。

ソークの二つ折り財布の、いいところ

とにかく本革のすばらしさを楽しめる

これは、SOAK（ソーク）シリーズの財布やキーケースなど、全体に言えることですが、とにかく革の質感が最高です。もともとオイル加工されていて、少し光沢があるのですが、その質感がなんとも言えない高級感を醸し出します。

もともとシワ感を残した仕上げになっているようですが、使うにつれて増えていく自然なシワもまた、本革ならではの良さを生み出してくれます。

エイジングを楽しめる、革の加工

僕の購入したSOAK（ソーク）の財布とキーケースは、カラーがブラウンなのですが、使い込むほどに光沢が増し、そして色も濃くなってワインのようなブラウンへと近づいていきます。でも決して明るすぎず、おしゃれなブラウンです。

オイルが染みこませてあるレザーなので、傷がついても、少しこするだけですぐに目立たなくなって、いい感じになじみます。

SOAK（ソーク）のキーケースは、形が維持されるように、比較的固めに革がはられているため、使用していてもそこまでエイジングを感じないのですが、SOAK（ソーク）の財布は少しゆとりのある革の張り方のため、使い込むたびにシワが増えていき、よりエイジングを楽しめる気がしています。

ぷっくりとした印象の、丸みのあるデザイン

革の財布というと普通、角ばっていて厚み薄めのスマートなデザインか、ちょっと厚みがあって角丸のデザインか…というのが普通だと思います。

でも、このSOAK（ソーク）シリーズは、どちらとも言えない、おもしろい魅力があります。一番近いのは、職人さんが作るいわゆるハンドメイドレザーの財布に近いような気がします。でも、それでいて、どことなくスタイリッシュなのが、さすがポーターメイドなのであります。

ぷっくりとしていて、かわいらしいのですが、でもオイルレザーの上質な光沢や、洗練されたミニマムなデザインでスタイリッシュ！

そう、最高なのです。

サイズ感がちょうどよくて、ほどよくミニマム

後述しますが、僕はやっぱり長札タイプより、2つ折り財布が好きです。手にちょうどおさまるぐらいのこのサイズ感が、とても愛しく感じます。

財布とスマホだけ持って歩くシーンって、意外とけっこうあったりします。ランチ行く時とか、ショッピングの時とか。そういう時に、このサイズ感はほどよくて、長札のような財布持ってる感がないですし、手から落としにくいように思います。

収納量も、少なすぎず、多すぎず、ほどよいミニマムさだと感じています。

財布として使いやすく、機能的

いつも思うのですが、小銭入れって、やはりしっかり開いて中が見えるタイプが、圧倒的に使いやすいですよね。キャッシュレスの時代になって、小銭とかって使わないかなーって思って、一回かなりミニマムな財布にしましたが、意外と小銭って使う場面多くないですか？

最近、とてもよく持ち帰り寿司屋さんがあるんですが、キャッシュレス一切対応していないので、常に小銭が必要+お釣りが来ることも多いんです。

札入れもしっかり使えるタイプの方がいいですよね。意外とお札以外にも、普段なかなか使うチャンスを逸して溜まり続けるイオン商品券や、地域振興キャンペーンの商品券、ブロンコビリーのクーポンとか、色々入れる物があったり…

札入れもしっかり入れられて、とても便利です。

カードポケットの収納も、とてもほどよい数な気がしています。結局よく使うクレジットカードとか、電子マネー系のカードとかって、3,4枚ぐらいなんです。これ以上少ないと、けっこう不便なのですが、これ以上あっても、あまり意味がなかったり。

それ以外のたまに使うようなカードを入れられるスペースも、しっかり3か所あります。そこに、銀行のキャッシュカード・免許書系・ポイントカード系といった感じでまとめて収納しています。

ソークの二つ折り財布の、ちょっと残念なところ

デザイン的に、好みが分かれるかも

僕は、このぼてっとしたかわいらしいデザインが、とても気に入っているのですが。もしかすると、スマートで薄いデザインが好きという方には、あまりささらないかもしれないですね。

ソークシリーズ全体の特徴として、角が丸くなっています。これが、このシリーズの良さなのですが、デザイン的に角ばっている方がメンズ感があってよいという方もおられるかもしれません。

フォーマルなスーツにばしっと合わせたいというケースでは、確かにちょっとカジュアル感があるかもしれません。ジャケパンスタイルなどであれば、むしろめちゃくちゃかっこいいと思うのですが。

厚みがあるので、カバンに入れて持ち歩けないシーンで使いにくい

二つ折りなうえに、素材やデザインゆえ、厚みが若干あるのが少しネックです。僕の場合、財布はたいていビジネスバッグかショルダーバッグに入れて持ち歩いているか、（ご飯屋さんに車や歩いて行く時など）手に持って行くことが多いので、この厚みが支障が出ることがほとんどないのですが。

めっちゃミニマムで薄いカバンで持ち歩きたい、荷物をかなりコンパクトにおさめたい、という方には微妙かもです。

スーツの上着や、ズボンのポケットには、入れにくい

ただ僕も、年に数回だけこの厚みが困る場面があります。それは、大きな会場で、スーツスタイルで歩かないといけないシーンです。かばんを持って常時動いていれば、なんの問題もないのですが、カバンは席に置いた状態で歩き回らなければいけなくて、カバンに貴重品を残しておけないというケースがあります。

スーツのポケットって、厚い財布を入れていると痛むし、あまり見栄えがよくないんですよね。そして動きにくいです。おまけに、上着を着ていない場面などでは、スラックスの後ろポケットに入れるのは、さらに困難です。ズボンのポケットに常時財布を入れたいタイプの方には、この財布は向かないかと。

ということで、そういう場面だけは、僕はポーターのシーンというシリーズのマネークリップ（PORTER SHEEN MONEY CLIP 110-02972）を使用しています。小銭は最悪盗まれてもいいかなと思っているので、コインケースに入れてかばんに残し、札とカードと自宅の鍵だけを、このマネークリップに入れて、持ち歩くようにしています。この薄さであれば、上着の胸ポケットや、スラックスの後ろポケットに入れても、それほど支障が出ません。

こういう時に限って、けっこう財布を人前で出す機会が多かったりします。昔は、コインケースに全部を入れていましたが、ちょっとださく見えてしまって、人目が気になっていたのですが、今はこのシーンシリーズのマネークリップがめちゃくちゃかっこよくて気に入っていて、年に数回だけお世話になっています。

ちなみに、シーンのマネークリップは、お札とカードしか入らないため、小銭はアルーフのマルチコインケースに入れて、カバンに入れておくようにしています。

最悪、小銭程度であれば盗まれても…。というか、どちらかというと、このアルーフのマルチコインケースを盗まれる方が痛いかも…

味がある本革財布が欲しかったら、絶対にソークがおすすめ

カレントの長財布も使ってみたけど…

ポーターのカレントというシリーズのロングウォレット（052-02210）も、最近購入して試しに使ってみたのですが、やはり自分には長札タイプのロングウォレットは合わないなと、わかりました。

長札のお財布って、なんとなくリッチで大人な印象ですよね。手ぶらでランチ行く時とかに、長札の財布だけ持って歩いている感じとかにちょっと憧れていたんですが。僕的には、なんか違うなという結論になりました。

まず、革の質感が、個人的な好みとして絶対にソークです。ツルツルした手触りと、上質な革の匂いがたまりません。そして、使えば使うほど味が出てきて、傷さえもしっかりエイジングとしてなじんでいく感じがたまりません。そして、長札より、二つ折りのデザインが、個人的にはしっくり来ます。2日ほどしか使わず、すぐにソークに戻してしまいました。

でも、これは完全に好みの問題だと思うので、長札の方がしっくりくるという方もたくさんおられると思います。カレントのロングウォレットも、上質なレザーの質感で、しっかりした作りなので、長く使えると思いますので、おすすめです。

これからずっと、このソークの財布を愛用すると思います

初めて購入した本革のポーター財布の魅力に、完全に魅了されてしまいました。財布って、カバン以上に毎日手にするアイテムなので、好きなお財布を使っているだけで、気分があがります。

そして、布素材と違って、本革は経年変化を楽しめますし、しっかりケアをすれば長く使えるのも魅力ですね。そう考えると、購入時の価格は高くても、長い目で見ればコスパもいいのかもしれません。

お気に入りのポーターの本革財布を探しみてはいかがでしょうか。

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