僕はここ6年ぐらいiPhoneを使っています。iPhoneの、シンプルで美しいデザインと操作性を知ってしまうと、どうしてもほかの選択肢は考えられません。とても気に入って使っていますし、日々の様々な面で欠かせないアイテムです。メールのチェックや簡単な返信、ちょっとしたメモ、調べもの、出先でのナビ機能など。ほとんどの「ちょっとしたこと」をiPhoneで行います。

そんな日々の相棒であるiPhoneに、皆さんはどんなケースを付けていますか？

今回は、Apple純正のiPhoneケースの魅力、そしてレザーケース・シリコンケース、それぞれのいいところ、悪いところを紹介したいと思います。

iPhoneのシリーズ別 純正ケース一覧も、記事の最後に掲載しています。（2022年9月：最新のiPhone14シリーズの純正ケース一覧を追加しました。）

僕がApple純正のケースを使う理由

本当に様々なケースの選択肢があり、自由に選べることも、iPhoneを使用する大きなメリットだと思います。僕も今まで色々なケースを使用してきました。クリアーでiPhoneが透けて見えるタイプや、完全に覆われているタイプ、バンパータイプなど。

でも、結局そんなこんなを経て行きついた結論、それはApple純正のケースです。やはり、専用に作られたそのフィット感は美しいです。そして、純正ケースだからこそ許されるAppleロゴも魅力です。

Apple純正レザーケースの良いところ

レザーならではの、高級感ある質感がすばらしい

なんといっても高級感がすごいです。本革を使用しているので、質感は最高です。革を育てて経年変化を楽しむことができます。

表面の質感は比較的サラサラとしていて、気持ちよいです。特に使い始めはサラサラしています。使い込んでいくと、少しテカテカしてきて、より持ちやすくなってきますね。

側面のボタン部分に、金属製のパーツが使用されていて、これも高級感を増していると思います。そして、ボタンが押しやすいです。

純正ならではの、考え抜かれたフィット感と持ちやすさ

iPhoneへのフィット感もすばらしく、シリコンケースタイプに比べて軽く感じます。

サラサラしていると落としやすそうな気がしますが、意外とレザーケースの方があまり滑らないです、個人的には。使い始めは、かなりサラサラしているので、落とさないように注意が必要です。

レザーケースをつけているときに、iPhoneを落としたことがないのでわからないのですが、おそらく落下させても、ケースがiPhoneから外れてしまうということはないと思いますので、iPhoneのプロテクトという意味でも安心できます。

Apple純正レザーケースの少し残念なところ

想像以上の経年変化で汚くなる

これが思った以上に色が変化します。味と言えるレベルならいいのですが、けっこう汚いレベルにまで変化してしまう場合も。油や水の染みが残りやすい気がします。

わたしの場合、汗をかきやすい夏場はレザーケースを使用しないようにしていました。それでも、上の写真の右側のサドルブラウンのレザーケース、けっこう汚れてしまっていますよね。実際に付けた期間は、のべ1年程度だと思うのですが。

でも逆に、大切にメンテナンスして、革の変化を楽しみたいという人には、なんのデメリットでもありません。

汚さないように、気を使う必要がある

テーブルに置く時も、汚れていないか濡れていないか、気にしなきゃいけないですし、濃い色のデニムパンツなどを履いている時は、ポケットに入れないようにしなきゃいけません。最近は、手指や持ち物をアルコール除菌する機会が多くなりました。レザーだとちょっとアルコールを使うことに躊躇します。やっぱり本革にはあまりよくないと思います。

そういう点で、シリコンケースに比べると気を遣う必要がある点が、レザーケースのデメリットかなと。ガシガシ使いたいというタイプの人には向かないかもです。バンバンケースも買い替えるという、うらやましい使い方なら、ありですが。

新品購入でも、レザー特有の個体差がある

本革のため、けっこう商品ごとの個体差があります。色むらのようなものがあったり、傷がもともと付いているものもあるようです。そして、お店で買ったとしても、開封不可の場合が多いため、確認してから購入することができません。開けてみて、「あれっ、傷がある」みたいなこともあると思います。

僕も、純正レザーケースを店頭で購入した際、あるお店の商品がたまたま空いていて、店員さんが中を見せてくれたのですが、けっこう大きく傷があって、断念したことがありました。

実際、この傷って、使っている時にもかなりつきます。硬い物が擦れたりすると、すぐ付きます。でも、本革の不思議なところで、自然に目立たなく、なじんでいって、ほぼ消えてしまうこともあります。わからないのですが、新品についている傷も、少し使用していると、おそらくあまり目立たなくなって、なじむのではないかと。（ちなみに、傷や色むらによる返品交換は、おそらく不可なのではないかと思います。）

でも、そんなレザーならではの特徴が、オンリーワンという感じで、愛おしく感じたりもします。レザーの個性や、変化していく表情を楽しんでいくのが、真の楽しみ方なのかもしれません。

Apple純正シリコンケースの良いところ

汚れにくいので、気を使わずガシガシ使える

なにより、ガシガシ使用できることです。ちょっとの汚れがついても、後から簡単に拭き取れますし、ちょっとやそっとでは汚れません。上の写真のとおり、わたしはココアとホワイトを使用していますが、ホワイトに関しても思っていたよりは汚れません。

最近は感染予防のため、アルコール除菌をする機会が多いと思うのですが、シリコンケースの方がレザーケースに比べて、あまり気を使わずアルコール消毒できるのも、メリットですね。

フィット感と安心感は、さすが純正という感じ

デザインは、レザーケース同様すばらしく、フィット感も申し分ありません。レザーケースに比べて、シリコンケースは少しお値段が安いのが魅力です。

2度ほど、不注意でコンクリートに思いっきり落としてしまったことがあるのですが、ケースには少し傷や穴が開きましたが、幸いiPhone本体は無事でした。シリコンの厚み分、レザーに比べてクッション性も高いのではないかと。iPhoneのプロテクト面でも信頼できると思います。

純正シリコンケースの少し残念なところ

レザーと比べると、質感が少し安っぽい

レザーケースに比べて、質感は少し安っぽく見えます。少しマットな感じと言いますか。ほかの非純正のケースに比べれば、申し分ない高級感ですが。

そして、落下させたりして、傷やヒビ割れが出ると、レザーと比べて逆に少しみっともなく感じるという点もあります。レザーだと、味のような感じになりますが…

手に引っかかるので、意外とけっこう落としやすい

ゴムっぽい触り心地なので、持っている時にホールド感があって、落としにくい…と思っていたのですが、意外とこれまで落としてしまった時は、二度ともシリコンケースの時でした。完全にわたしの不注意ですし、偶然なのかもしれませんが。

でももしかしたら、手にひっかかる分、落としやすいということもあるのかもしれませんね。

純正レザーケースと純正シリコンケースを、使い分けています

僕は、レザーケースとシリコンケースを、時期によって使い分けています。汗をかきやすい夏場は、シリコンケースを使用し、それ以外の時はレザーケースを使用しています。

あとTPOに合わせて付け替えます。ちょっとおしゃれをして出かけるような場面では、レザーケースを使用しますし、明らかに手が汚れるような作業や掃除をする時、ずっと現場にいてガシガシ使うような時などは、シリコンケースを使用します。

それぐらい簡単に付け替えられるところもいいところですね。慣れてしまえば、ぱかっと簡単に付け外しできます。

結論：やっぱりiPhoneには、Apple純正ケース

ということで、僕はiPhoneには純正ケースと決めています。確かに純正品は、少しお値段が高いのです。でも、結局安い商品を買っても、すぐに飽きてしまって買い替えたり、だめになってしまって買い替えることが多い気がします。それだったら、気に入った純正ケースを、長く使った方がいい気がします。愛着もわきますし、自然に大切にしますしね。

もちろん、現場仕事などが多く、頻繁に落下したり汚れたりする可能性がある方は、しっかりホールドしてくれて、落としても絶対大丈夫！みたいな、他社製のケースをおすすめします。（このあとの追記でSpigenのケースを紹介しています。）

でも、普通の使用環境であれば、ぜひ一度apple純正ケース、試してみてください。（この記事の最後にある、iPhoneの機種ごとの純正ケース一覧の「おまけ」を、ぜひご覧ください。）

「なんで今まで純正にしなかったんだろう」というぐらい、満足感を味わえると思います。手帳型のフォリオケースで、画面側も守りたいという方の場合も、ちゃんとフォリオ型の純正ケースもありますので、ご安心ください。

そして、使用しているiPhoneが少し型落ちしてくると、それに伴って純正ケースも家電量販店で値下がります。ここが、書い足しのチャンスです。わたしの場合、けっこう古いiPhoneを使用しているので、ちょうど特価になっていて、シーブルーというレザーケースを先日購入しました。ビックカメラで￥780-と破格の値段でした。値下げのタイミングと、店舗在庫が合えば、とてもお得に買えるかもです。家電量販店を、この機会にのぞいてみるのはいかがでしょうか。お使いのiPhone用の、お得な純正レザーケースに出会えるかもしれません。

追記：このご時世、アルコール除菌を頻繁に行うので、今はSpigen使ってます

さんざん、「僕はApple純正ケースを使う！」と宣言しておきながら、おいおいという感じで申し訳ございません。

と言いますのも、最近iPhoneを買い替えました。それで、純正ケースを購入しようかなと思ったのですが、このご時世アルコール除菌を頻繁にしますよね。純正シリコンケースなら、たぶんそれほどアルコールですぐに劣化することはないと思うのですが。でも、なんとなく、買ったばかりの純正ケースをアルコール除菌するのがもったいなくなってしまって。w

そして、どうせ純正買うなら、まずはレザーケースを買いたいな、と言うのもあり。なかなか定価の純正レザーケースを買う気になれず…

それで、とりあえず今の感染症の状況が落ち着くまでは、ひとまず非純正ケースを使おうと決めました。すみません。w

以前に使って、とても丈夫で、使いやすかった記憶のあった、Spigenのケース（Spigen iPhone12/iPhone12Pro用ケース リキッド・エアー ACS02718 マット・ブラック）を買ってみました。純正と比べると、1/4とか1/5ぐらいの価格ですが、それなりにとても満足しております。

なんだか独特の模様が背面にあるのですが、これが持っていてとても気持ちよく、すべりにくいです。マットブラックというだけあって、かなりさらさらしていて、高級感もあります。

けっこう厚みも出てしまいますが、でもiPhoneを買ったばかりだと、これぐらい頑丈そうな方が、安心感があります。遠慮なくアルコール除菌できますし、とても満足しています。今のところ、アルコール除菌によってベタベタしてくるとかもないです。

僕は、アルコール除菌を毎日行う必要がなくなる世の中になったら、Apple純正ケースを買おうと思っています。でももちろん、「そんなに価格のことは気にしていないよ」という方は、ぜひ遠慮なく純正ケースを買っていただけたらと思います。w

• Tweet