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「撮った写真を、モニターで見たらザラザラ」という絶望。ISO感度設定が原因

「撮った写真を、モニターで見たらザラザラ」という絶望。ISO感度設定が原因

カメラのこと

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(冒頭の写真は、今回の記事の内容とは関係ありません)

先日、近くの緑地に奥さんとお散歩に行きました。何度か行ったことのある公園でしたが、奥の森林の遊歩道を歩いたことがなく、なかなかきれいな場所で、めちゃくちゃテンション上がりました。

今回は、風景ではなく、夫婦での自撮り写真をたくさん撮ろうと思い、「ここだ!」というポイントポイントで、三脚を立てて、EOS RPで写真を撮りまくりました。

が、なんと家に帰ってモニターで確認したら、「写真が全部ザラザラ」という絶望。なぜ、そうなったのか…そう、大切な設定を忘れていたからでした。

Canon EOS RPはスマホアプリと連携させると、自撮りが楽々!
Canon EOS RP

EOS RPはスマホアプリと連携させると、自撮りが楽々!

EOS RPは、スマホアプリ経由で接続ができて、スマホからカメラの設定を変更したり、ピント調整をしたり、そしてシャッターをきることもできます。これ、めちゃくちゃ便利です。セルフタイマー使わなくても、思い通りの画角や設定で、何枚も満足がいくまで記念写真が撮れます。(って、今のカメラは大体スマホ連携できますよね… w)

そんなこんなで、ツーショットを撮ったり、お互いを撮りあったりして楽しく散歩し、家に帰ってまいりました。そして、いざパソコンでLightroomに入れて現像しようと思い… 絶句しました。w

写真がザラザラ

帰ってモニターで見たら、写真がザラザラ

ISO感度崩壊している… w モニターで見ると、写真がどれも、ざらっざらっなんです。

そうなんです。普段僕マニュアルモードで撮影をしていて… 絞り、シャッタースピード、ISO感度と、すべての設定をマニュアルで設定して撮影します。カメラ側の2つのダイヤルに、絞りとシャッタースピードの設定を割り当てていて、そしてコントロールリングマウントアダプターのコントロールリングにISO感度を割り当てています。

でも、ポートレートの時とかって、普段の風景写真に比べて、けっこう慌ただしい感じになって、焦ってシャッターを押すことになるので、その時だけはISO感度はAUTOにすることが多いんですよね。で、撮ってみて、気に入らなければ調整するみたいな。

日中の屋外ですと、ISOはそれほど気にしなくても、大体100~1600程度で推移します。理想は~800ぐらいですね。今回もあまり気にせず、ISO AUTOで撮影していて、カメラのモニターでも確認しつつ、きれいに撮れてるなぁーと大満足しておりました。

シャッタースピードが上がっていたうえに、森は昼でも暗かった

が、そう、ここに落とし穴が。森の中ってけっこう暗いんです。体感的には非常に明るく感じているんですが、意外と暗かったみたいで。おまけに、手ブレさせないように、1/200とか1/250とか、けっこうシャッタースピードを上げたまま、なぜか三脚でもそのまま撮っていたみたいで。

結果、ISO感度は8000や12800といった数字になっていました。これじゃぁザラザラになります。中には少し明るめだった場所では4000程度になっていましたが、それでもあまりきれいとは言い難い。そりゃあLightroomで多少はきれいに補正できますが、それでも自然に撮れたクリアーさに近づけるのは難しいです。

カメラのディスプレイは小さいので、拡大しないとザラザラになってるかは気づきにくいんですよね。大失敗です。

Canon EOS RP + CR-EF-EOSR + EF24-70mm F4L IS USM
Canon EOS RP + CR-EF-EOSR + EF24-70mm F4L IS USM

原因:ISO感度は、上限を設定しておかなければいけない

そう、今回みたいなことを起こさないために。通常は、ISO感度をAUTOにした時の上限値というのをカメラ側に設定します。以前APS-C機だった時は、そもそも高感度耐性がないので、1600とかでもかなりギリギリな感じだったので、1600を上限にしていました。

でも、フルサイズ機にしてから、ギリギリ3200ぐらいまでいけるかなとか思う時もあって、どれぐらいまでいけるか試したりしているうちに、そのままになっていて。EOS RPでは結局まだ上限を設定していませんでした。これが失敗でした。

Canon EOS RP + CR-EF-EOSR + EF24-70mm F4L IS USM
Canon EOS RP + CR-EF-EOSR + EF24-70mm F4L IS USM

結論:なにかしらの設定をAUTOにする場合は、必ずISOの上限を決めておこう

皆さんもぜひお気をつけください。マニュアルモードではなくても、例えば、プログラムモードや、シャッタースピード優先モード、絞り優先モードの場合でも同じです。ISOの上限を設定していないと、カメラ側が勝手に高いISO感度を設定してしまって、あとで見てみたらザラザラということが生じます。

ISO感度の上限を設定しておけば、それ以上はISO感度は上がらないので、結果出てくる写真が暗かったり、シャッタースピード遅すぎてぶれたりします。そうしたら、「じゃぁこの状態できれいに撮るためにどうしようか」…と考えるチャンスが生まれます。「シャッタースピードを下げて、明るさを確保しようか」とか「F値を下げて、シャッタースピードをかせごうか」といった風にです。

でも上限を設定していないと、そういうチャンスもないまま、失敗に気づかず、帰宅してから絶望することになります。日中の屋外は、明るさが確保できるため、ほぼこういう失敗はありませんが、屋内での撮影だったり、夕方や夜間など暗いシーンではよく生じます。どうぞご注意ください。

僕が使用しているカメラやレンズなど

Canon EOS 6D

僕のメイン機である一眼レフカメラです。ミラーレスの方がAFの精度とかはいいんだろうけれど、写真を撮っている楽しみはレフ機の方が強く感じられます。やっぱり光学ファインダー最高!これからも僕のメイン機。

Canon BG-E13

EOS 6D用の純正バッテリーグリップです。大きく重くなりますが、僕はこのサイズ感がたまらなく好みです。

Canon EOS RP マウントアダプターキット

サブ機として購入したミラーレス一眼。主に望遠ズームレンズを装着して使うつもりでしたが、瞳AFがポートレートで便利すぎて、ポートレート用メイン機となりつつあります。バリアングル液晶なので、物撮りなどにも便利。EFレンズしか持っていないため、コントロールリング付きマウントアダプターを常時付けています。

Canon EG-E1 BK

EOS RP用の純正エクステンショングリップです。これがあるかないかで、持った感じが全然違います。EOS RPの必需品。

Canon EF24-70mm F4L IS USM

EOS 6Dで使用している標準ズームレンズです。初めて買ったLレンズ。コントラストが強く色のりがよくて、すごい気に入ってます。

Canon EF70-200mm F4L IS USM

中望遠ズームレンズです。動物園や風景撮りなどで活躍する…予定。望遠なのにとても軽くて細いLレンズです。F4ですが、僕的には許容範囲。望遠でしか撮れない画があるのです、たぶん。

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

SIGMAのちょっと古めのF1.4単焦点レンズです。現行のArtレンズには及ばないと思いますが、それでもSIGMAのシネマティックな美しい色合いと解像感を楽しめる大事なレンズです。EOS RPで使っています。

サンディスク SDSDXV6-064G-GHENN

EOS RP用に購入した64GBのSDXCカード。動画とか撮るなら、少し上のランクをと思い、6Dで使っているUltraから、Extremeに変えました。ちゃんと国内正規保証付いていて、Amazonのこの価格は破格。

HAKUBA ルフトデザイン ツイルネックストラップ 38 ワインレッド KST-65T38WR

ずっとストラップなしでEOS 6Dを使っていましたが、最近ついにお気に入りのストラップを見つけました。Canonっぽいワインレッドと、シートベルトのようなしなやかさが気に入っています。

HAKUBA ルフトデザイン トレック20 ブラック

カメラを一式持ち出すように購入したカメラリュック。上から下まで貫通させられるため、望遠ズームレンズなどの長いレンズを付けたままでも、上からそのままグサッと収納でき、すぐに取り出して撮影できます。僕が購入したモデルは、すでに在庫がほとんどなくなってしまっているため、最新モデルの「プラスシェル トレック 03 バックパック L カメラバッグ」を以下に紹介しています。うっ、悔しい…

HAKUBA プラスシェル リッジ03 ショルダーバッグ M SP-R03SBMBK

1セットだけカメラを持ち出す時用のカメラバッグ。縦グリ付けたまでも、収納できるのが気に入っています。

SLIK 三脚 エイブル 300FX

最近、カメラ好きの知人から譲っていただいたSLIKの三脚。こんなしっかりした三脚初めてです。まだ試す機会がないのですが、早く試してみたい。かなりしっかり、がっしりしています。

in NEUTRAL Re:CLEAN 30L|RC-30L

最近購入したカメラ用防湿庫。インテリアになじむ、おしゃれなデザインがとても気に入っています。価格も安く、ランニングコストもそれほどかからないので、大切なカメラやレンズを湿度から守るために、そしてディスプレイ用としても、とてもおすすめです。

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