どっち買う?EF135mm F2L USMとEF100mm F2.8L マクロ IS USMを購入前比較
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ただし、メーカーから商品を提供されたり、報酬を得て記事を書くことはありません。実際に使用した商品を公平な立場でレビューしております。詳しくは、「このサイトのこと」をお読みください。
悩んでいます。Canon純正の単焦点Lレンズが一本欲しい。主にポートレートに使いたいのですが、できれば街歩きスナップや、風景撮りにも使いたい。
今、購入の候補になっているのが、EF135mm F2L USMとEF100mm F2.8Lマクロ IS USM。悩ましい。ということで、自分の頭の中の整理もかねて、悩んでいるポイントや、それぞれの長所短所などを、おさらいしてみたいと思っています。ゆるっと、ただの願望ブログですので、お許しを。
今現在持っている、僕のレンズたち
EF24-70mm F4L IS USM
万能の小三元ズームLレンズ。広角24mmから標準域70mmまで、これ一本でなんでも撮れます。大三元に比べれば当然暗いし、解像感も劣るでしょうが、軽さやリーズナブルな価格にひかれて購入。
しっかり手ぶれ補正も付いているので、動画撮影にも使えます。これまで動画撮影ってほどんどしなかったのですが、先日初めて手持ちでの撮影をしたところ、手ぶれ補正の大切さをあらためて痛感させられました。僕の持っているカメラはEOS 6DとEOS RPでボディ内手ぶれ補正が付いていません。そのため、手持ちの場合、レンズ内手ぶれ補正は必須であることが判明。手ぶれ補正のないSIGMAの単焦点レンズで、手持ち撮影撮影したところ、揺れすぎて見れたものではありませんでした。
その点、このEF24-70mm F4L IS USMは、ちゃんと手ぶれ補正が付いているので、比較的安定して動画で撮影できました。もちろんジンバルなどのような滑らかさは出せませんが、なんとか許容範囲でした。
安いとは言え、さすがLレンズ。しっかり解像するし、Canonならではの色合いや、こってりとした色載りを楽しめます。大三元を買わないかぎり(というか買わないと思う。)手放すことはないと思います。
こちらの記事で、作例など紹介しております。
【2021年に一眼レフ】Canon EOS 6D×EF24-70mm F4L IS USMが、最高すぎる
ミラーレス全盛の2021年だけど、Canonの一眼レフカメラ【EOS 6D】と、EF Lレンズ【 EF24-70mm F4L IS USM】が最高すぎる。約1か月使用したレビュー。EOS 6Dのよかったところ、あんまりなところを解説。
EF70-200mm F4L IS USM
こちらは、70mmから200mmまでをカバーする中望遠の小三元Lレンズ。さすがに、普段このレンズで街をお散歩ということはありませんが、風景撮影や屋外でのポートレート撮影に使えます。手ぶれ補正が付いているのも、中望遠としてうれしいポイント。
標準域のズームレンズではちょっと物足りない焦点距離をカバーしてくれるので、自然の中を歩いて撮影する時などは、標準域のEF24-70mm F4L IS USMと、このEF70-200mm F4L IS USMの2本体制で歩くのが、最近のお気に入りです。
この焦点距離でなければいけないシーンがどれほどあるかと言われれば、それまでなのですが、「あぁ、中望遠があったらな」ってシーン、意外とあるんですよね。そして、画角が狭い分、余分なものを省きやすく、構図を作りやすかったりするので、中望遠の画角ってけっこう撮影していて楽しかったりします。
こちらも小三元とはいえ、Lレンズですので、しっかり解像しますし、美しい色載りです。以下の記事で、EF70-200mm F4L IS USMについての詳しいレビューを書いています。
最強コスパの中望遠Lレンズ!EF70-200 F4L IS USMレビュー
リーズナブルなのに、Lレンズならではの描写と解像感が楽しめるEF70-200mm F4L IS USMが最高すぎる!よかったところと、残念ところをレビュー。
ポートレートに使える単焦点Lレンズが欲しい
普段は以上の2つの小三元Lレンズを愛用しているのですが、ポートレート撮影などでスナップ撮影で使える、単焦点レンズがこのたび欲しくなってしまったのです。
現在持っている単焦点レンズは、SIGMAの50mm F1.4 EX DG HSMという、現行ARTではない旧型のレンズです。こちらも、古いレンズながらそれなりに解像しますし、SIGMAならではのあっさりとした色合いで、とても気に入っています。
この50mm F1.4 EX DG HSMの前に、APS-C用の30mm F1.4 EX DC HSMというレンズを使っていました。いわゆる、”ダカフェレンズ”です。僕もダカフェ日記に憧れて購入した次第です。非常にコントラストが美しく気に入り、すぐに50mm F1.4 EX DG HSMを追加購入してしまいました。そして、その後カメラボディをフルサイズセンサー機種に乗り換えたため、APS-C用の30mm F1.4 EX DC HSMは売却してしまったのです。
が、今考えると、一緒だと思っていた30mm F1.4 EX DC HSMと50mm F1.4 EX DG HSMは、なんとなく色載りが違っている気がする。50mm F1.4 EX DG HSMは、なんとなくあっさりした感じなんですよね。これがSIGMAの色合いと言えばそれまでなんですが、30mm F1.4 EX DC HSMの方は、確かにSIGMA特有のあっさりとした色合いながらも、もっと「べたっ」としたというか、「ねっとり」した感じの何とも言えないいい感じのコントラストだったんですよね。その「こってり感」を50mm F1.4 EX DG HSMに感じたことが、残念ながらないのです。
CanonのLレンズの、コントラストの高いこってりした色載り感を知ってしまってからは特に、物足りなくなってしまった自分がいます。そんなこんなで、Canon純正Lレンズの単焦点レンズが欲しくなってしまった次第であります。
【候補1】EF135mm F2L USMの魅力的なところ
1.ポートレート用として評価が高い銘Lレンズ
1996年に発売された、かなり旧型のCanon単焦点Lレンズです。びっくりなのは、25年前に発売されたレンズが、つい最近までCanonの現役のレンズラインナップに載っていた、ということです。長く愛され、アップデートされる必要もこともないぐらい、すばらしいレンズだったということですよね。
様々なレンズレビューを見ても、ほとんどがポートレートレンズとして高く評価されています。中心の解像感と、とろけるようなボケ、F2の明るさ。一見矛盾するような、「高い解像感」と「ふんわり」がほどよく共存した、ポートレートに最適なレンズとして評価されています。
135mmという焦点距離も、少し距離をとりつつ屋外でポートレートを撮るのに、ちょうどよいようです。定番は85mmかと思いますが、少しアップでポートレートを撮りたい時にいいです。また、圧縮効果もあり、スナップ撮影にもおもしろい画角です。余計なものがそぎ落とされた構図を作りやすいのかなと。
2.開放F2の明るさが魅力的
比較対象にしているEF100mm F2.8Lマクロ IS USMよりも、さらに明るくボケやすい開放F2が魅力的。レンズレビューでも、「絞らず、F2開放で撮影する」という声も多かったです。開放でも、しっかり解像するというのは魅力的ですね。
このレンズには、135mmという中望遠にも関わらず、手ぶれ補正が付いていないため、シャッタースピードはかなり上げる必要があると思うので、F2はかなりありがたいです。
3.比較的安価に購入できる
もともと発売時の新品価格も¥130,000-程度だったこともあり、中古価格は2022年1月現在、美品が税込¥70,000-台で推移しています。確かに、25年前発売のレンズにこの価格は高いようにも感じますが、今も人気の高いLレンズですから、中古価格が下がらないのは仕方ないかなと。逆にリセールバリューがあるということになります。
EF85mm F1.2L II USMや、EF85mm F1.4L IS USMといった、他のポートレート向きLレンズは、新品価格が高いこともあり、中古市場でも高値なので、それらと比較すると、僕でも手を出せる価格帯であることに感謝です。
今後、RFマウントで135mmの単焦点レンズが出てくる可能性が高いかと思いますが、今までの傾向から考えても、当然高額の発売価格になることが予想されます。そして、お決まりの供給不足で、中古市場で価格がこなれてくるのなんて、10年以上先でないかと思えてしまいます。そう考えると、今更ながらこのレンズに投資するのは、間違いではないと思います。
【候補1】EF135mm F2L USMの微妙なところ
手ぶれ補正が付いていない
これが一番痛いところ。上述のとおり、F2という明るさはあるものの、やはり暗いところでの撮影や、動画撮影などでは、手ぶれ補正が欲しいところ。この点だけ考えると、4段分の手ぶれ補正が付いている、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMの方がいいかなぁ、と思ってしまいます。
発売から約25年が経ち、レンズ設計は古い
1996年発売ということで、レンズの設計は当然古く、フレアやゴーストが出やすく、逆光にも弱いようです。「中心の解像感も、最新レンズに比べるとそれほど高くない」というレビューもありました。
でも、結局そういった特性も、このレンズの味であり、逆に「それを楽しみたい」と思ってしまうのは、僕がもう「沼に足を踏み入れてしまっている」ということでしょうか。w
135mmという焦点距離の使いどころが限られる
実は僕が、手ぶれ補正の有無以上に、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMと迷っている最大のデメリットはここです。レンズレビューを見ていて、けっこう目にするのですが、「135mmという焦点距離の使用機会が少ない」という意見です。
僕も実際に、135mmという焦点距離って、どんなものかなと思い屋外で試してみたのですが。確かに、狭い。非常に狭い。標準域の24-70mmなどと比べると、当たり前ながらとても望遠寄りです。試しに100mm,135mmで撮り比べてみました。(手持ちで適当に撮っていますので、厳密ではありませんが、参考まで。
これが100mmです。24mmとか70mmと比較しないとよくわからないですよね。すみません…
そしてこちらは同じ場所から撮った135mm。けっこう違いますよね。
あまり参考にならない画像比較ですみません。次の機会に、もうちょっとしっかり焦点距離を比較した画像を、撮ってみたいと思っています。)
アップ目のポートレートでは活躍する焦点距離ながら、いざほかの風景撮影やスナップ撮影で使うとなると、「やはり、けっこう使用機会が限られてくるのかな」と感じてしまいます。
ただ、「スナップ撮影として、おもしろい画角だな」とも感じました。なんとなく、作品っぽい構図になる感じがします。「これ1本持って街カメラ散歩も悪くないかな」なんて。あれっ、これっ、沼入ってる感じですか?w
【候補2】EF100mm F2.8Lマクロ IS USMの魅力的なところ
約4段分の手ぶれ補正が付いている
いやぁ、これは大きいですよね。特にマクロ撮影において、手ぶれ補正が付いているかは大きいです。(通常は約4段分。マクロ撮影時は約2段分とのこと。)手持ちでの動画撮影も、できるかもしれません。
マクロレンズなので、かなりの解像感を期待できる
EF135mm F2L USMとの比較でよく目にするのは、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMの方が解像するというレビューです。当然レンズ設計が新しいこともあると思いますが、マクロレンズという特性を考えても、シャープな解像感を楽しめるようになっているのだと思います。キレッキレに解像するのは、やはりうらやましい。
焦点距離100mm、開放F2.8で、万能に使えそう
EF135mm F2L USMに比べれば、少し焦点距離が短いので、風景やスナップ撮影でも少し使いやすそう。開放F2.8もなかなかの明るさ。いい意味でバランスがとれていて、万能なレンズなのだと思います。マクロ以外のポートレート撮影などについても、そこまで否定的な意見は少ないようで、「あえてEF135mm F2L USMと比較すれば、ポートレートはF2」というレビューが多いような。
現行レンズであり、評価の高い銘レンズ
2009年の発売以来、高く評価されているレンズです。マクロレンズとしてはもちろんですが、単焦点Lレンズとしても、かなりの知名度があり、使用しておられるユーザーも多いかと。中古市場の充実ぶりを見ても、EF135mm F2L USMに比べて、市場に出ている本数も多いのではないかと。そして、発売からの年数も、EF135mm F2L USMに比べれば浅く、2021年現在も新品が販売されているため、中古美品の入荷も多く、新品でも入手可能です。
「最新のRF100mm F2.8 L MACRO IS USMとの比較でさえ、そこまで大きな変化はない」というレビューまであり、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMを買えば、まだまだ当分はずっと使えそうです。
【候補2】EF100mm F2.8Lマクロ IS USMの微妙なところ
マクロ撮影をするかと言われると、たぶんしない気がする
これなんですよね。確かに万能な焦点距離のレンズであり、オールラウンドに使えるとは言え、僕はマクロ撮影をする予定がないので、わざわざマクロレンズを買う必要があるか、という問題が。
マクロはEF24-70mm F4L IS USMでも、簡易的に使えるし。そんなにマクロに興味があるわけではないし。花とかも撮らないし。それなら、ポートレートに特化したEF135mm F2L USMの方がいいのかなと思ってしまいます。
マクロ以外の用途については、それほど評価が高いわけではない
このレンズの評価は全体的に高く、ネガティブな意見はあまり見かけません。コスパとしても最高なのだと思います。ただ、「メインでマクロを撮るなら」的なニュアンスが含まれているレビューが多いように感じます。マクロ以外の用途については、他の単焦点Lレンズの方が上というレビューが多いのです。そりゃそうですよね、だってマクロレンズですから。
ということで、「ポートレートより、花を撮りたい、景色を撮りたい」「美しいボケ感で雰囲気のある写真より、キレッキレ解像感のある写真を撮りたい」という場合は、迷うことなくEF100mm F2.8Lマクロ IS USMということになりそうですね。
結局、僕はどちらを購入するのか
今さらながら、SIGMAのART単焦点レンズも魅力的
ここまで散々Canon単焦点Lレンズの2択で悩んでおいて今さらですが、SIGMAのArtの単焦点レンズもけっこう魅力的です。特にこの近辺の焦点距離でいくと、SIGMA 85mm F1.4 DG HSM|Artと、135mm F1.8 DG HSM|Artです。
解像感だけを考えれば、おそらくSIGMA Artという選択になるのかもしれません。もちろんEF100mm F2.8Lマクロ IS USMもきっちり解像すると思いますが、やはり結局はマクロレンズですし、遠景やポートレート撮影として使ううえでの解像感でいくと、設計も新しく、画質に全振りしたSIGMA Artに軍配があがると思います。
でも、結局僕は、Canon Lレンズのこってりとした色のりが好きなんです。これは完全に好みの問題であって、どちらがよいとかではなく、「SIGMAの少しあっさりとした色合いと、信じられないほどの解像感が好き」という方もいると思います。実際にSIGMAのArtレンズを使ったことのない僕が言っても、まったく説得力はないと思うのですが、でも僕はやっぱりあのCanonのとろみが好きなんです。
あと、やはりネックだったのは、SIGMA Artの重量ですね。数値を見ただけでは、このレンズを持ち歩いている自分が、ちょっと想像できませんでした。ちょっと重すぎる。気軽に持ち出せるサイズではないんですよね。そして、ART単焦点レンズの中では、比較的発売が新しいこともあって、価格も高めです。その分、レンズ設計が新しいので魅力的ではあるのですが。
本当はSONY Eマウントであれば、85mm F1.4 DG DN|Artという、ミラーレス用のコンパクトでとてもかっこいいモデルがあって、これがCanon RFマウントで出てくれればと思うのですが。ないものを願っても、仕方ないので。
ということで、結局僕が購入したのは…
EF135mm F2L USMでした。いやぁ、悩みました。新品のEF100mm F2.8Lマクロ IS USMが最後の売り切りっぽい感じの時期だったこともあって、より悩ましかったです。マップカメラで一時期税込6.5万円ぐらいまで新品が下がって、もはやどちらの中古よりもEF100mm F2.8Lマクロ IS USMの新品が安いという、謎の現象。ただ、残念ながら注文して2か月近くかかるというのがネックで断念しました。
それと、両方のレンズの様々な方の作例を見ていると、やはりどうやっても僕はEF135mm F2L USMが好きという結論に至りました。レンズ設計古いし、手ぶれ補正ないし…どう考えてもEF100mm F2.8Lマクロ IS USMがお買い得なのはわかります。でも、やはりそのような理論上のスペックでは語れない魅力がEF135mm F2L USMの写りにはあります。
実際、EF135mm F2L USMのレビューを読み漁っていて、写りに関してネガティブなレビューって、ほぼ見かけなかったです。もちろん、手ぶれ補正がないこととか、135mmという焦点距離についての記事は散見されますが、でも写りに関しては皆さん絶賛されていることがほとんど。1996年の発売以来、一度も後継機が発売されず、25年にわたってCanonの現役レンズとして販売されてきたことが、銘レンズである証拠かと思います。
EF100mm F2.8Lマクロ IS USMもそれに劣らない銘レンズだと思いますが、やはり用途はあくまでマクロレンズであり、スナップやポートレートをメインと考える以上、僕にはEF135mm F2L USMであると確信しました。
135mmという焦点距離についても、この特殊な画角を楽しもうという決意がようやくできた次第です。逆に、狭いこの画角に縛られることで生まれるスナップというのもあると信じております。
今回もマップカメラさんで美品を購入
毎度お世話になっております、マップカメラさんで購入しました。
実は、ずっとずっと迷い続けていました。近いうちに中古夜市(今はLINE限定セール)が絶対にあると確信していたので、待ち続けていたのですが、EF135mm F2L USMはとにかく人気で、美品はすぐに売り切れてしまいます。ボディ内手ぶれ補正が付いている、EOS R3,R5,R6が潤沢に出回ってきたこともあるんでしょうか。そして、RF135mmがなかなか発表されないこともあるのかもしれません。
EF100mm F2.8Lマクロ IS USMが潤沢に中古在庫がそろっていて価格も下がる一方なのに対し、EF135mm F2L USMは中古入荷があまり多くなく、かつ価格も上昇傾向。僕が迷っていたこの一か月ぐらいの間でも、数千円ずつじわじわと価格が上がっていました。
そんなこんなでなかなか買えず。そして、予想通り中古セールが2日間行われたのですが、案の定、人気があって品薄なディスコン製品がセールに出るわけもなく。そして、1月いっぱいの期限だった2,500円クーポンを使うべく、ついに購入いたしました。
元箱なし、フード付きの美品で税込¥80,000-が「欲しいを応援セール」で税込¥75,700-になっていて、そこから¥2,500-クーポンを使ったので、税込¥73,200-で購入することができました。1月のはじめと比べて、価格が全体的に上がってしまったので、数千円は損をしてしまいました。中古夜市を待ったのがあだとなりましたが、そこはもうあきらめました。残念。
あいかわらずマップカメラさんはすばらしいご対応
今回もマップカメラさんのご対応は本当にすばらしくて。
実は購入前日に、元箱付きの良品が出ました。購入しようかと迷ったのですが、フードにたばこの灰の痕っぽい傷があったため、たばこの臭いが心配になって、フリーダイヤルに電話してみました。
すると、実際の商品を見てくださって、その傷や臭いは問題ないことがわかりました。が、実はその時に、外観はとてもきれいなものの、若干レンズ焼けで黄ばんでいることが判明。個人的には、レンズキャップをとった状態で長期間ショーウィンドウに飾られていた家電量販店の展示品ではないかと思いました。
どちらにしても、撮影に影響が少なからずありそうということで、購入を断念。いやぁ、シリアルナンバーというのもけっこう大事ですね。丁寧に保管されていたとしても、あまりに古いシリアルナンバーのものは、傷はなくても、レンズ焼けとかしているパターンもあるんですね。勉強になりました。
黄ばんでいることが表記されていないのはちょっと問題ですが、でもそれを毎回電話で丁寧に教えてくれる誠実さはすばらしいです。そして、なにより(ほとんどがナビダイヤルの)このご時世にフリーダイヤルがあるのが、本当にありがたいです。
ご迷惑かとは思いながら、翌日も電話をかけて、今回購入した美品の状態も確かめていただきました。そして、とてもきれいな状態であることを確認していただき、不安も解消し購入することができました。感謝しかありません。
そしてあいかわらずの超速発送。購入したのは13時26分で、発送完了連絡が16時23分。いやいや早すぎです!もちろん梱包もとても丁寧でした。
結論:マクロならEF100mm F2.8Lマクロ IS USM、ポートレートならEF135mm F2L USM
いやはや、もはや皆さんのレビューそのままの結論で、本当に申し訳ないですが、そのままです。マクロメインでついでに全般的にほかも撮るということであれば、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMがコスパは最高かと思いますが、遠景やポートレートメインであればEF135mm F2L USMだと思います。解像感だけでは語れない魅力がある銘レンズ、それがEF135mm F2L USMではないかと思います。
まだ、届いたばかりで作例は全然撮れていませんが、少し撮影してみて、またレビュー記事を作成したいと思っています。
追記:EF135mm F2L USMのファーストインプレッションを書きました
以下の記事で、EF135mm F2L USMを使って撮影してみたファーストインプレッションを、作例などと共に紹介しています。ぜひご覧ください。
EF135mm F2L USM|買ってよかった!コスパ最強のポートレートレンズ
コスパ最強のポートレート単焦点レンズ、EF135mm F2L USMのファーストインプレッション。撮影してみて気づいた、いいところ、注意すべき点を紹介します。
今回僕が購入したレンズと、最後まで迷ったレンズ
Canon EF135mm F2L USM
今回僕が購入したレンズです。
Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM
マクロメインだったり、解像感や手ぶれ補正を求めるなら、こちらがおすすめです。
僕が使用しているカメラやレンズなど
Canon EOS 6D
僕のメイン機である一眼レフカメラです。ミラーレスの方がAFの精度とかはいいんだろうけれど、写真を撮っている楽しみはレフ機の方が強く感じられます。やっぱり光学ファインダー最高!これからも僕のメイン機。
Canon BG-E13
EOS 6D用の純正バッテリーグリップです。大きく重くなりますが、僕はこのサイズ感がたまらなく好みです。
Canon EOS RP
サブ機として購入したミラーレス一眼。主に望遠ズームレンズを装着して使うつもりでしたが、瞳AFがポートレートで便利すぎて、ポートレート用メイン機となりつつあります。バリアングル液晶なので、物撮りなどにも便利です。軽さは正義!やはり、軽い装備で歩きたい時は、EOS RPを持ち出すことが多くなってきました。
Canon CR-EF-EOSR コントロールリングマウントアダプター
EFレンズを、RFマウントのボディで使うためのマウントアダプターです。EOS RPに常時付けています。コントロールリングなしもありますが、コントロールリングが付いていることで、マニュアル撮影の幅が広がる気がします。僕はここにISO感度の設定を割り当てています。
Canon EG-E1 BK
EOS RP用の純正エクステンショングリップです。これがあるかないかで、持った感じが全然違います。EOS RPの必需品。
Canon EF135mm F2L USM
Canonの中望遠単焦点EFレンズのまさに名作です。ポートレート撮影で使用すると、本当にすばらしい写りをします。自分の腕が上がったと錯覚します。ほどよく解像したLレンズならではのピント面と、とろけるようなボケの融合が、本当にすばらしい!
Canon EF24-70mm F4L IS USM
EOS 6Dで使用している標準ズームレンズです。初めて買ったLレンズ。コントラストが強く色のりがよくて、すごい気に入ってます。
Canon EF70-200mm F4L IS USM
中望遠ズームレンズです。動物園や風景撮りなどで活躍する…予定。望遠なのにとても軽くて細いLレンズです。F4ですが、僕的には許容範囲。望遠でしか撮れない画があるのです、たぶん。
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
SIGMAのちょっと古めのF1.4単焦点レンズです。現行のArtレンズには及ばないと思いますが、それでもSIGMAのシネマティックな美しい色合いと解像感を楽しめる大事なレンズです。EF135mmF2Lを購入してから、一気に出番が減ってしまいましたが、たまにSIGMAの色味が懐かしくなります。
サンディスク SDカード 64GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30 SanDisk Extreme
EOS RP用に購入した64GBのSDXCカード。動画とか撮るなら、少し上のランクをと思い、6Dで使っているUltraから、Extremeに変えました。ちゃんと国内正規保証付いていて、Amazonのこの価格は破格。
PeakDesign ピークデザイン アンカー リンクス AL-4
ついに購入しました。2台のカメラで1つのストラップを使う場合、とても便利です。またストラップがいらない場面や、三脚に据えて撮影する時など、簡単に取り外せるのもとても便利。僕は普段の撮影は2台持ちなので、使用していない方のカメラをストラップで斜めがけし、使う時にアンカーリンクスで付け替えるようにしています。いちいちカメラバッグにしまうより便利で、気に入っています。
HAKUBA ルフトデザイン トレック20 ブラック
カメラを一式持ち出すように購入したカメラリュック。上から下まで貫通させられるため、望遠ズームレンズなどの長いレンズを付けたままでも、上からそのままグサッと収納でき、すぐに取り出して撮影できます。僕が購入したモデルは、すでに在庫がほとんどなくなってしまっているため、最新モデルの「プラスシェル トレック03 バックパックL(SP-TR03BPLBK)」を以下に紹介しています。うっ、悔しい…
HAKUBA プラスシェル リッジ03 ショルダーバッグ M SP-R03SBMBK
1セットだけカメラを持ち出す時用のカメラバッグ。縦グリ付けたまでも、収納できるのが気に入っています。
SLIK 三脚 エイブル 300FX
最近、カメラ好きの知人から譲っていただいたSLIKの三脚。こんなしっかりした三脚初めてです。まだ試す機会がないのですが、早く試してみたい。かなりしっかり、がっしりしています。
in NEUTRAL Re:CLEAN 30L|RC-30L
最近購入したカメラ用防湿庫。インテリアになじむ、おしゃれなデザインがとても気に入っています。価格も安く、ランニングコストもそれほどかからないので、大切なカメラやレンズを湿度から守るために、そしてディスプレイ用としても、とてもおすすめです。